ぼくらの子育て戦記

父と息子の育児ブログです。関連書籍、子育てアイテムの紹介、愚痴、悩み、息子自慢、などなど

【広告】

MENU

【社会の話題・雑感】家族のあり方と幸せについて

全国で初めて、男性カップルを里親認定したというニュースが流れました。

いい機会なので「家族」というコミュニティについて、自分の今の考えをざっくりまとめてみようと思います。

 

幸せってなんだーっけ?

世の中には色々な学問があるもので、「幸せ」について研究している人も多くいます。

言わば幸福を科学で解明しようとしているのです。

(宗教ではないですよ)

 

まあ、詳しいことは研究している人の本買って読んでみていただければと思いますが、様々な研究者が挙げる幸せの要素の中に必ず入っているのは「人との繋がり」なんです。

 

人は孤独であることを不幸せだと感じる、ということなのでしょう。

 

家族を作ることは幸せ?

幸せと孤独の関係が事実であるとすれば、人が結婚願望を持ったり、子供を生み育てたいと考えるのも、そこに幸せを求めているのだと分かります。

 

こういうことを言うと、

「結婚すれば幸せになるとは限らない」

「子供を産めない人は不幸だというのか」

とか頭のネジが外れたことを言う人が湧いたりしますが、言うまでもなく、そういう話ではないです。

 

孤独は幸福学の上で不幸せな状態ですが、孤独を解消する方法は様々です。

家族を作る、というのは方法の一つであり唯一の手段ではありません。

 

家族のカタチ

さて、本題に戻ります。

今回、男性カップルが里親認定され、3人家族が生まれました。

 

記事中における「同性カップルに対し慎重な意見もある」というのはLGBTに対して理解が不十分な社会が子供へ与える影響を心配しているのでしょう。

そんなのは社会がおかしい、と言うことは簡単ですが、そのおかしな社会で生きていかねばならない現実からは逃れられないのですから、理想論ばかりも言っていられません。

 

そんな中、私が思ったのは「家族のカタチ」がもっと自由だったら良いのにでした。

 

家族に自由を

そもそも家族になることに結婚やパートナー証明が必要なのでしょうか?

 

結婚やパートナーというのは、恋愛感情から成り立つものですが、フェニルエチルアミン(いわゆる恋愛ホルモン)は3~4年ほどで分泌されなくなるとされています。

これはとても有名な話ですね。

そこから先は、恋愛期に築き上げた信頼、共感、愛情などをベースにして家族として暮らしていくわけですが・・・これって友達でも良くないですか?

 

結婚相手やパートナーとの生活を否定しているわけではなく、選択肢の話です。

 

結婚願望は特にない、友人とのルームシェアの状態が心地よい、という人達が揃ったのなら、いっそのこと家族になっちゃえば良いと思うんですよね。

ルームシェアしている人たちが生計を一つにすれば、もうそれは一つの世帯なわけですし、なんなら、その世帯が里親になることだってあって良いと思うんです。

もちろん、そのための規定やルールを設定することは必要ですし、試行錯誤していくことなのだとは思いますが。

 

家族、家庭、と呼ばれるものは、好き合った人と生活を始めてもバカスカ離婚が発生するし、血が繋がった親子であっても絶縁したり、思い余って殺してしまったりするくらいに難しいコミュニティなんです。

それならもっと自由な感覚で世帯・家族というものを認めていける、選択肢が豊富な社会になれば、幸福な人が増えるんじゃないかなあ、なんて思ったりしてます。

 

 

ま、これこそただの理想論ですけどね